ホラ吹き戦法

晩ごはんの後、テレビでボクシングの中継を観ていたドル夫が、
いきなりおお~!と大きな声を出した。
日本人の若いチャンピオンが1ラウンドで相手のパンチにダウンしかかったのだ。
『コイツ調子にのってるから1ラウンドでダウンなんてしたら笑われちまうぜ!』というドル夫の言葉に
ドル夫の云う『のってる』が"ノリノリだぜぃ!"の『ノッてる』でないことを瞬時に感じ取ったが、
ボクシングに全く興味がない私は「ドル夫は、このひとキライなんだ?」と頓珍漢な返事をしてドル夫を固まらせることになる。
好きとか嫌いとかじゃなくてさぁ~(一一")
まぁ、たいていボクサーなんてのはみんな調子こんでるもんなんだよ。
命がけで戦うんだからそれくらいじゃないと勝てないんだけどな!
『勝てるかどうかわかりませんが精一杯頑張ります!』なんて言ってるようじゃ勝てないだろ(笑)?


なるほど・・・納得。



でも、実は今日こんなことがあった・・・。

夕方、会社で追い込みの仕事をしていると、本社の開発課から
『先日急ぎでお願いしてあった部品がまだ届いていないようなんですが、その後どうなっていますか?』とメールが入った。先週のうちに現場に加工の指示は出してあったのですぐにPCで進捗状況を確認すると、完成予定は明日。
速攻で開発に返信する。  
「先週 御社の発注課に御見積書を発行してありますが、まだ注文データが届かず納品の処理ができません」
「注文データが届き次第納品させていただきます」

そんなメールのやり取りを傍で見ていた進行管理担当者が
『ドルチェさ~ん!あの部品まだ完成してませんけど!!』と蒼い顔をして駈け込んで来た。
「そんなのわかってるわよ!明日完成だけど、いかにも注文データが遅れて納品できないってのをアピールしておいたの!!どっちみち本社が今日注文データ登録してもシステム上 ウチにデータが届くのは明日だから、明日データが届いたら涼しい顔で納品できるでしょ?」
『そっか!オレ、まだ完成してないのにドルチェさん ナニ強気なこと言っちゃってんの?ってドキドキしたよ』

ところが、それからしばらくして発注課から注文書のFAXが届いてしまった。
普段システムで注文データのやり取りをしているのだが、この部品だけ発注課が気を利かせて書面の注文書を発行したのだ。
これによって受注が成立してしまった手前、今日発送しない訳にはいかなくなってしまった。

仕方なく「申し訳ありませんが部品は明日完成なので、明日発送させていただきます」と
お詫びのメールを入れた。


こうして、私のホラ吹き戦法はあっけなく失敗に終わった。。。
法螺貝

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