フジコちゃん、おかえりなさい!!

今日は、地元那須野が原ハーモニーホールの
フジコ・ヘミング ピアノ ソロ コンサートへ行ってまいりました。
フジコ・ヘミングと言えば1999年5月に、ここ那須野が原ハーモニーホールで、
デビューCD『奇跡のカンパネラ』を録音して以来なので実に16年ぶりのハモニホなんですって。

フジコさんを待つ開演前のスタインウェイ。
もうすぐここにフジコちゃんがッッ!
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まず、プログラムはこんな感じ。(フジコさんのイラスト付)
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シューベルト:
◇即興曲 第1番 (実際の演奏は第3番?)
ラヴェル:
◇亡き王女のパヴァーヌ
ラフマニノフ:
◇前奏曲 第5番 ト長調
ドビュッシー:
◇雨の庭
◇月の光
モーツァルト:
◇ソナタ 第11番 イ長調

・・・と『静』な曲が続き、休憩を挟んだ後半が

ショパン:
◇ノクターン 第2番、第19番
◇エチュード:第1番、12番
◇バラード:第1番 ト短調
リスト:
◇パガニーニによる大練習曲 第6番 イ短調「主題と変奏」
◇ため息
◇ます
◇ラ・カンパネラ
・・・と、エネルギッシュな曲を全部後半に固めて持ってきている!
失礼ですが、あの年齢でこのプログラムは・・・信じられない。

大きな拍手に迎えられ現れたフジコさんは、
着物をアレンジした個性的なドレス。
両腕には、大きなシルバーのバングル

フジコさんというとダイナミックな演奏のイメージがありましたが、
シューベルトの左手のアルペジオのナント優しいこと!!
右手はかなり打ち下ろすように鍵盤を叩いていますが、
そこから醸し出される音はどこまでも柔らかく、まるでイリュージョン。

フジコさんのコンサートでドビュッシーが聴けるとは思っても見ませんでしたが、
フジコさんの描く絵画はどことなくドビュッシーのような趣があります。

20分の休憩を挟んで、後半はシルバーのゴージャスなドレスで再登場。
お馴染みショパンのノクターン(op.9-2)は最後の3音がとっても独特で
エチュード「革命」では、ちょっとパワーを抑えたどっしりとした演奏は誰の演奏とも似ていません。
バラード第1番も独創的でドキドキしました。

リストに入った途端、完全にスイッチオン(笑)
パガニーニの演奏には「どこにそれだけのエネルギーが残っていたのか」と度胆を抜かれ
ラ・カンパネラにはもう心をわしづかみされました。
フジコさん、もともと、指はそれほど長くないとお見受けしましたが、
ラ・カンパネラを演奏するその指は、ムカデの足の動きのように芸術的。
アンコールのトロイメライには、
多くの人が涙を流して聴き入っていました。

2時間あまりのコンサートは、本当に夢のようで、
またあしたからの大きな活力となったことは間違いナシ。


そして、3ヶ月後のマラソンコンサートでは、
今日フジコさんが弾いたあのスタインウェイを私も弾くんだ!と誓いました。

コンサートのあとは、
ブロともさん2人と合流しファミレスにて打ち上げ(←なんの打ち上げ?)
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かなり遅咲きだったフジコさんに今の自分たちを重ね合わせ
「私たちも30年後に満開よ!」と勇気をもらったオバチャン3人。。。
フジコさんのコンサート2時間、打ち上げも2時間・・・。
内容の濃い打ち上げとなりました。

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