こんな夫婦になりたい

  • Day:2012.01.31 22:23
  • Cat:思い
静岡がんセンターは、静岡県長泉町の富士山と駿河湾を望む丘陵地に建つがん専門の病院です。
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『がんセンター』だなんて、名前があまりにストレートすぎて少し引いてしまいますが、
がんセンターとういう名前の病院は国内に16か所あるそうです。

叔父が入院したので、先日の土日でお見舞いに行ってきました。

叔父は私の父の弟です。
二人いる弟のうち、すぐ下の弟が昨年東日本大震災の津波で亡くなり
一番下の弟がこの叔父です。





いつもオシャレでダンディーな叔父はちょっと痩せて、
私達が病室に入るなり涙を流していました。

でも・・・
悔し涙や嬉し涙というのは、がんの治療にはとても有効的だと
病院の先生がおっしゃっていたそうです。




63歳になる叔父は、
20代の頃、仕事中に全身火傷の大けがをしました。
奇跡的に命は取り留めましたが、
火傷の跡は精神的にも叔父のこころを押しつぶすものでした。
顔の火傷の跡は本人にもショックを与えるので
周りから鏡という鏡をすべて取り払って腫れものを触るようにみんなが接していた中で、
その当時付き合っていた叔母(現在の奥様)は、
これからこの現実を受け止めて生きていかなきゃいけないんだから!!と
叔父に鏡を渡したという話を昔叔母から聞いた事がありました。


仕事をしながらの介護は大変でしょう。
家に帰ると、叔母はひとりの家で泣いているのかもしれません。
眠れない夜を過ごしてはいないか、
食事はちゃんと摂れているのか、
叔父も叔母の体を心配して泣いていました。

『このひとと一緒になれてよかった』と
帰りがけに叔母がこっそり話してくれました。



私が日頃夫に対して『この人と一緒になってよかった』と思えるのは、
家族やまわりに優しくしてくれたり、考え方に共感するからです。
『一緒になってよかった』と思うのは言うなれば“当たり前”の事だったんですよね。
叔父夫婦のように、どちらかが倒れた時でもお互いを思いやっているのをみて
こんな夫婦になりたいと心から思いました。


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