高校野球の夏

  • Day:2017.07.22 13:22
  • Cat:思い
午後にピアノのレッスンを控えていたので、
チラチラと居間のテレビに目を向けながらピアノを弾いていた。
テレビでは栃木県大会準決勝の文星芸大付vs国学院栃木
3対5で負けていた文星芸大付が7回の表に逆転したところで もうピアノどころではなくなり、
テレビの前にどっかと陣取る。

逆転に次ぐ逆転に両方のチームを応援しながら何だか涙が出てくる・・・。
そして、時折映るアルプススタンドで応援する父兄や吹奏楽部の映像に さらに胸がいっぱいになる。
応援ソングは吹奏楽部だった長男を思い出すし、
野球部の次男とソフトボール部の娘の追っかけで、週末の度に30℃超えの屋外であの父兄と同じように応援していた自分とダブるのだ。

そういえば今年は、東東京(だったか?)の大会で部員不足のために他の部活動から人を借り
一ヶ月間の猛練習を経て地方予選に出ている学校がテレビで紹介されていました。
『陸上部・生徒会・帰宅部から部員を集め・・・』とテレビではほほえましく紹介し、
5回コールドで大敗したあと、監督が『社会に出たら自分がやめたくてもやめられない状況があるのを部員に知ってほしかった』とコメントしていましたが、私にはどうしてもそうは思えません。
野球というのは一ヶ月やそこらでは決して身につくものではないし、
ましてや、どの学校もテッペンを目指して何年も練習してきたのだ。
そんな相手と同じフィールドで戦うことは野球に対しても、相手に対しても失礼なんじゃないかという気がしてならないのです。
20点以上の大差をつけられながら、ルール上どんなことがあっても5回までは終わらない試合はさぞかし悔しかったことでしょう。
高校野球③
しかし、陸上部員や帰宅部員にはその悔しさを野球で取り返すことはできないのです。
スポンサーサイト

第31.5回 強歩

  • Day:2017.07.18 22:03
  • Cat:思い
今年3月、地元高校の山岳部員と先生が雪崩で亡くなった事件をうけて
毎年5月に実施されていたこの高校の伝統行事『85㎞強歩』が、今年は中止になった。
今年の強歩は第32回になる予定でした。

しかし、
先日の3連休を使って、この高校の3年生8人が強歩コースを26時間かけて完歩したとのこと。
公園で野宿している写真や、炎天下の空の下をたくましく歩いている8人の写真は、
ほほえましくもあり笑顔のかげにある大きな決意も感じました。

『3年間強歩完歩』おめでとう。

小林麻央さんの訃報に想う

  • Day:2017.06.23 21:58
  • Cat:思い
お昼にお弁当を食べながら覗いたスマホのニュースで、
小林麻央さんの訃報を知りました。

癌公表から1年。
ブログを再開して10ヶ月。
がん発症に至る後悔が綴られた彼女のブログは、いつしか真っ直ぐ未来を見る強い意志に変わって行きました。


そんな彼女のブログを、私がある時から読むのをやめたのは、
日に日に痩せていく彼女の姿に未来をあきらめ幼い子供たちを残して亡くなる切なさを感じながら
それと同時に、恐ろしいほど冷静に彼女を見ている自分に気づいてしまったからです。

ヒトは亡くなってからも天から家族を見守ってくれるという考えは、
残された人たちが寂しさに負けないための願望だと、ずっと私は思ってきたけれど、
でも、やはり彼女は痛みと苦しみから解放されたのだと思いたい。
マーガレット2
今日は、久しぶりに彼女のブログを読んでみようと思う。

  • Day:2017.06.07 22:16
  • Cat:思い
先月、シルク・ドゥ・ソレイユの仙台公演に行ってきました。
残念ながら当日は"結構な雨"。。。
シルクドソレイユ

でも、会場は屋内なのでモウマンタイ!
20170513151121942.jpg

息をのむような第一部の8つの演目が終わったところで30分間の休憩。
20170607201733b27.jpg
ハラハラ・ドキドキの第二部に備え、ドル夫とトイレに立ちました。

ところが、ここで問題発生。
トイレはステージがあるテントから20mほど離れた屋外にありました。
しかも、外は"結構な雨"。
ふたりとも傘を座席に置いてきてしまいました。
雨の中に駆け出すかどうか迷っている間にも、後から後からお客さんがステージのテントから出てきます。
座席まで傘を取りに戻ったらトイレが混んじゃう!と迷っていると後ろから『行け~!!』のドル夫の声。

その声に間髪を入れず女子トイレに向かって駆け出しました。
が、ここで2つ目の問題発生。
雨の中を駆け出し行きついたトイレの入り口のわずか2m手前で渋滞のため立ち尽くす。
雨が容赦なくダァ~!!っと降っていました。

雨で髪が濡れるとハゲると信じている私は、あわててバックからハンドタオルを取り出し頭にかぶろうとしたその時、私の後ろに並んでいた30代の女性が手にしていた傘を無言で私に差し伸べてくれました。
きゃ~!!すみません!!とお礼を言って、隣に並ぶような形でずうずうしくも傘に入れてもらいました。

私:地元の方ですか?
女子:いえ・・福島県からです。
私:え~!!アタシ栃木からなんです。ここに来る途中 福島県通ってきましたよ!!
女子:ええ~!!?栃木からわざわざ仙台公演へ?
私:わざわざ・・・でもない(笑)。
  明日の仙台マラソンを走りに来たんだけど、そのついでにシルク・ドゥ・ソレイユなの。
女子:マラソン走るんですか?すご~い!
    明日はお天気良くなるといいですね。頑張ってくださいね



雨の日は決して好きな訳じゃないけれど、
雨の中で交わした彼女との5分ほどの会話を思い出すたび、
以前ほど雨が嫌じゃなくなっている自分に気づく。

関東甲信越、本日梅雨入りです。

我家オリジナルに込める想い

  • Day:2017.05.24 21:17
  • Cat:思い
来週予定されている『校内球技大会』に向けて、娘のクラスは今日から朝練開始。
そんな娘に、朝練後に食べるおむすびを持たせた。
三角おむすびの具は唐揚げ、俵型の小さいのは生ハムおむすびだ。
おむすび1



唐揚げおむすびといえば・・・
今年24歳になる長男が保育園に入ってすぐだったので、かれこれ20年も前の話。
その日保育園で『おむすびの具をできるだけたくさん言ってみよう!』というゲームがあった。
梅ぼし~!こんぶ~!おかか~!とみんな銘々に好きなおむすびの具を発表する中
唐揚げ~!!と声高らかに言い放った長男に、先生は『唐揚げ?唐揚げはないでしょう?』と返事をしたそうだ。
その日保育園から帰ってくるなり、長男はものすごくビックリしながらその話をしてくれた。

私も薄々気づいてはいたのだが、唐揚げおむすびは決してポピュラーではなかったらしい。
初めて保育園という家以外の環境に出て、家では当たり前だった『唐揚げおむすび』を否定された長男のオドロキは想像に難くない。
5年前、大学進学と同時に家を離れた長男は、
きっとこの5年間で数えきれないくらいの『ええ~??これってウチだけのオリジナルだったのぉ~??』という経験をしてきたに違いない。
来春になったら進学のため家を出る娘も、
『当たり前』だと思っていたものが実はウチのオリジナルだと知る度に、
ふと故郷を思い出してくれたらいい。

そのためには、残りの数ヶ月をかけて
娘にも我家のオリジナルをしっかり植え付けてやるんだ(笑)
イヒヒ。。。